敷き布団の裏一面にカビが発生!

今回お客様からお預かりした敷布団
画像は広島市内のお客様からお預かりした敷布団です。
割と一般的な素材を使用したお布団でした。

ダクロンの中綿を使用しています。
掛け、敷き問わず。
ほとんどのお布団には「品質表示ラベル」が存在します。
布団の内容を要約すると
・シングルサイズ(100×210)の敷きふとん
・外側の生地は綿100%
・中綿はポリエステル100%
・お布団の真ん中の芯材には、同じくポリ100%を圧縮した「固綿」を使用
※ちなみに敷布団の寝心地はこの「芯材」でほぼ決まります。
さて、こちらの敷布団。
表面(人が横になる側)こそあまり汚れが目立ちませんが、ひっくりかえしてみると・・・

裏面(床側)にはカビがビッシリ
おそらくフローリングに直接敷かれていたのではないかと推測します。

黒カビが大発生
カビが生えてどれぐらい時間が経過しているかわかりませんが
いずれにしても、普通に洗濯してもカビのシミはまったくキレイになりません。
エタノールやアルコールスプレーで消毒しようと同じです。
ちなみに塩素系漂白剤を使うと側生地の「柄」が脱色され白くなります。
その場合カビはそのまま残っている事もあればカビも一緒に脱色される事もあります。
ただ、塩素系漂白剤は大量の水で濯ぎ、しっかり洗い流さないと危険です。
一般家庭では決してできませんし、当社でも塩素系漂白剤はクリーニングに使用しません。
せっかくならクリーニング工程も撮影したかったのですが
気付いたらお布団が仕上がっていました・・・残念

クリーニング完了後の敷布団
どれぐらいにキレイになったか伝わりますでしょうか?

あれだけひどかったカビがこんなにキレイに
もっとわかりやすくビフォーアフターを

こちらがビフォー

こちらがアフター
ほぼ完ぺきにキレイになりましたね。
もちろんすべての布団のカビをここまでキレイにできるわけではありません。
シミ残りする事もありますが、喜んでいただけるぐらいの仕上がりにする自信はあります。
敷布団のカビでお悩みの方は是非ご相談くださいね。