布団を洗うとふっくらと膨れる!
そのようなイメージは誰しも持たれると思います。
安くないクリーニング代です。
見た目の「洗った感」もやはり重要ですよね?
それを表すのがやはり「ふっくら感」ではないかと思います。
洗った後にふっくらするかどうかはお布団の種類によってかなり違います。
ほとんどのお布団は「ふっくら」しますが、そのビフォーアフターの違いが良く出るのは和布団ですね。
こちらは前回の記事で紹介させて頂いた、お客様からお預かりした婚礼布団です。
お布団に元気がなく、かさ高がなくなっていますね。
クリーニング後の姿がこちらです。
かなりボリュームが復活しました!
これぐらいかさ高が復活すると「洗った感」も強いですよね。
別に宣伝用に仕上げわけではなく、あくまで通常の仕上げです。
こちらの布団は婚礼布団なので生地がデリケート。
だから普通のお布団では可能な「タンブリング」ができません。
タンブリングとは、乾燥機で「グルグル」回しながら乾燥させる復元加工の事です。
タンブリングはいいのですが、布団には大きな摩擦もかかる事を見逃してはいけません。
生地への影響を考えると必要最低限で済ませる。もしくは「しない」という選択肢をとらなければいけません。
本当はふっくらしてとても喜ばれるので全ての布団で行いたいんですけどね。
布団に対する「摩擦」これを是非知って下さいね。
またいろいろなお布団のビフォーアフターを紹介していきますので。